シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第4回 「蜘蛛女のキス」①
まずは作品のご紹介💁🏻♂️
ブエノスアイレスにある刑務所で同じ監房に入れられている対照的な二人の男、反体制運動の革命家バレンティンと、ホモセクシャルのモリーナ。最初はモリーナを嫌っていたバレンティンだが、モリーナの話す映画の話を聞く内に、やがて二人は心の絆を深めるようになっていく……。
作家マヌエル・プイグ作の小説。
1976年にアルゼンチンで出版されてベストセラーとなり、1979年にアメリカで英訳され、1985年にアメリカとブラジル合作で映画化されました。
アルゼンチンは地図でこのあたりです。
物語になっている首都のブエノスアイレスはこのあたりになります。
主演のウィリアム・ハートは、この役でアカデミー主演男優賞を受賞しています。
映画だけでなくミュージカルとして舞台にもなっていますし、日本でも日本人の俳優さんで舞台化されています。
この作品は俳優の演技力と役者としての魅力が全ての作品ではないでしょうか。そこの実力が試される作品と思います。ウィリアム・ハートはまさしく素晴らしい演技です。
一見の価値ありだと思います。