名作映画 cinema-enter

名作映画の入口にご案内します。

シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第15回 「2001年宇宙の旅」

f:id:cinema-enter:20201201202736j:image

 

まずは作品の紹介です💁🏻‍♂️

 

月の地中から謎の石碑(モノリス)が発見され、そこから強力な電波信号が木星に向けて発信されている事を突きとめる。それから18カ月後、最新型人工知能「HAL(ハル)9000型」を搭載した宇宙船ディスカバリー号は、デビッド・ボーマン船長、フランク・プール、そして冬眠状態で移送される3人の学者を乗せて木星探査に向かう。しかし、その途上でHALが探査計画に対して疑問を抱いていることを打ち明ける。ボーマンとプールはHALの行った予測に疑問を感じ、いざというときはHALの回路を切断することを決めるが、その計画を知ったHALは反乱を起こす――。

 

f:id:cinema-enter:20201202191032j:image

 

SF作家のアーサー・C・クラークの短編集『前哨』(原題:''Expedition To Earth'')が原案となっています。映画化にあたりスタンリー・キューブリック監督がクラークと共同で脚本を執筆し、映画の完成後にクラークが小説を発表しています。劇場公開は1968年です。

 

f:id:cinema-enter:20201202191124j:image

 

この作品を製作するにあたり、あらゆる関連企業や研究機関から各科学分野の有識者を集めて、徹底的に科学的考証を行い完璧に整合性のとれた宇宙映像を生み出したのです。

 

f:id:cinema-enter:20201202191158j:image

 

子供向けの“B級映画”のジャンルであった宇宙モノで、このように徹底した科学考証が行われ、これまでと全く違うジャンルのSF映画を作り上げ、現在でも全く古さを感じさせず大きな影響を与え続けている名作です。