シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第20回 「八甲田山」①
作品の紹介です💁🏻♂️
「冬の八甲田山を歩いてみたいと思わないか―。」
明治34年末--日露開戦を目前にした帝国陸軍は、ロシア軍と戦うために厳冬期の八甲田を踏破し、寒さとは何か、雪とは何かを調査・研究する必要があると考えていた。その命令を受けて青森第5連隊の神田(北大路欣也)と弘前第31連隊の徳島(高倉健)は、準備を進めていく中で冬の八甲田の厳しさを知らされ慄然とする。そこは生きて帰れぬ白い地獄と呼ばれているからだ。
雪中行軍は双方が青森と弘前から出発し、八甲田ですれ違うという大筋のみが決定され、それを元に神田と徳島それぞれ独自の計画で行う事になった。
この訓練の恐ろしさを感じつつ‥「この次お逢いするのは雪の八甲田で―」二人はそう再会を約束して別れたのだった…。
1977年公開です。
製作・脚本 / 橋本忍
監督 / 森谷司郎
俳優陣は豪華です。
北大路欣也が扮する神田大尉のセリフ
「天は我々を見放した」
は、当時の流行語になりました。