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シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第27回 「恐怖の報酬」①

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1953年のフランス映画『恐怖の報酬(Le Salaire de la peur)』のリメイク作品で、1977年に公開されたアメリカ映画です。

監督はウィリアム・フリードキン

出演は‥

ジャッキー・スキャンロン(ジャン・ドミンゲス): ロイ・シャイダー

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ビクトル・マンソン(セラーノ): ブリュノ・クレメール

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ニーロ: フランシスコ・ラバル

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カッセム(マルティネス): アミドウ

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ストーリーは‥

南米のとある独裁政権下のジャングルに囲まれた貧しい町。そこは犯罪者、ならず者などが世界各国からやって来て、隠れ蓑として暮らす場所でもあった。

その犯罪者たちが働く山の上の油田で爆発事故が起こる。

石油会社の支配人は、この炎を消火するには爆薬による爆風しか方法はないと判断。しかし倉庫には少しでも衝撃を与えると、大爆発を起こすニトログリセリンしかない。そこで石油会社は多額の報酬を条件に提示してニトロを運搬するドライバーを募集する。

この募集に選ばれたのは、マフィア幹部の弟に重傷を負わせたために裏組織から追われているドミンゲス(ロイ・シャイダー)、不正融資で多額の損失を出し逃亡した元銀行家セラーノ(ブリュノ・クレメール)、ナチス残党狩りの殺し屋ニーロ(フランシスコ・ラバル)、パレスチナ過激派グループの爆弾テロ犯として警察に追われるカッセム(アミドウ)の4人の男たちだ。

彼らは二台のトラックにニトロを積み出発するのだが、その道のりには崩落寸前の吊り橋、道を塞ぐ巨大な倒木、反政府ゲリラなど想像を絶する困難が待ち受けているのだった。

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