名作映画 cinema-enter

名作映画の入口にご案内します。

シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第29回 「無法松の一生」②

f:id:cinema-enter:20210514193402j:image

公開された1958年、昭和33年にどんな出来事があったかを挙げていきたいと思います。

 

⚫️1月

東京通信工業ソニーに社名を変更

◉1月4日 - スプートニク1号が大気圏に再突入し消滅(1957年10月4日打ち上げ)

◉1月31日 - アメリカ初の人工衛星エクスプローラー1号打ち上げ。

f:id:cinema-enter:20210514200145j:image

⚫️2月

◉2月6日 - ミュンヘンの悲劇マンチェスター・ユナイテッドFCの選手8人を含む乗客23人が死亡。


2月14日 - イラクとヨルダンによる連邦国家アラブ連邦発足。

⚫️3月

◉3月9日 - 関門トンネルが開通。本州(山口県下関市)と九州(福岡県門司市、現在の北九州市門司区)が道路で結ばれる。

◉3月26日 - ナンシー梅木が映画「サヨナラ」で日本人初のアカデミー助演女優賞を受賞。

f:id:cinema-enter:20210514200020j:image

⚫️4月

◉4月5日 - 巨人・長嶋茂雄選手、4打席4三振デビュー。

◉4月19日 - 日本コカ・コーラ、炭酸飲料「ファンタ」を日本で発売。

f:id:cinema-enter:20210514200320j:image

⚫️5月

◉5月5日 - 広島市広島平和記念公園内で、原爆症で死亡した佐々木禎子を追悼する「原爆の子の像」の除幕式。

f:id:cinema-enter:20210514200358j:image

⚫️6月

◉6月1日 - シチズン時計が目覚まし付き腕時計「アラーム」を発売。

◉6月1日 - 大阪テレビ放送(現在の朝日放送テレビ)にて、日本初のVTR撮影によるテレビドラマ『ちんどん屋の天使』が放映。

◉6月15日 - ピザハット創業。

⚫️7月

◉イギリス女王エリザベス2世、息子のイギリス皇太子チャールズに、プリンス・オブ・ウェールズの称号を授与。

f:id:cinema-enter:20210514200719j:image

⚫️8月

◉沖縄から沖縄県立首里高等学校が第40回全国高等学校野球選手権大会に出場。検疫の関係で甲子園の土が持ち帰れない事件が起こる。

本田技研工業が「スーパーカブ」を発売。

◉8月25日 - 日清食品が世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発売。

◉8月31日 - 早稲田実業王貞治投手の巨人軍入団決定。

f:id:cinema-enter:20210514200805j:image

⚫️9月

◉9月1日 - アイスランドとイギリスの間でタラ戦争勃発。

◉9月2日 - 中国中央電視台の前身、北京電視台が、中華人民共和国初のテレビ放送開始。

◉9月15日 - 朝日麦酒が日本初の缶ビールを発売。

f:id:cinema-enter:20210514200950j:image

⚫️10月

◉10月1日 NACAがNASAに名称変更。

◉10月14日 - 東京タワー竣工。

⚫️11月

◉11月27日 - 宮内庁、皇太子・明仁親王と正田美智子の婚約を発表、ミッチー・ブームはじまる。

f:id:cinema-enter:20210514201039j:image

⚫️12月

◉12月1日 - 新1万円札(聖徳太子像)発行。

◉12月23日 - 東京タワー完工式。

f:id:cinema-enter:20210514201120j:image

🎥この年に公開された映画🎬

死刑台のエレベーター(監督:ルイ・マル

f:id:cinema-enter:20210514201231j:image
灰とダイヤモンド(監督:アンジェイ・ワイダ

f:id:cinema-enter:20210514201321j:image
◉めまい(監督:アルフレッド・ヒッチコック

f:id:cinema-enter:20210514201403j:image

隠し砦の三悪人(監督:黒澤明

f:id:cinema-enter:20210514201507j:image
楢山節考(監督:木下惠介

f:id:cinema-enter:20210514201549j:image
◉張込み(監督:野村芳太郎

f:id:cinema-enter:20210514201644j:image

 

シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第29回 「無法松の一生」①

f:id:cinema-enter:20210406090351j:image

作品の紹介です。

 

1958年(昭和33年)4月22日公開。

監督 / 稲垣浩

脚本 / 伊丹万作

原作 / 岩下俊作

出演 / 三船敏郎
    高峰秀子

    芥川比呂志
    笠智衆

f:id:cinema-enter:20210406092110j:image

 

稲垣監督が1943年(昭和18年)に製作した『無法松の一生』を、自らリメイクした作品。前作では検閲によりカットされたシーンがあり、本作でその無念を晴らし、第19回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞しました。

授賞式に羽織袴の正装で出席した稲垣監督は、感激のあまり日本に「トリマシタナキマシタ」と電報を打ちました。

映画祭には、本作と共に木下惠介監督の『楢山節考』と、増村保造監督の『巨人と玩具』が出品され、『楢山節考』とはトップ争いの形となったそうですが、本作の方が圧倒的な支持を得て金獅子賞獲得となりました。

しかし、「大賞はきっと『楢山節考』だろう」と予測して、通信社は松竹のある方向をむいて待機していたという。稲垣監督は「こっちがもらってわるいことをした」と照れておられたそうです。稲垣監督によると、外国にいると「東宝」だの「松竹」だのといった意識はなくなってしまい、日本の映画の受賞を願う気持ちでいっぱいになるそうで、「だから私の作品でなかったとしても、私の日本に打った電文は『トリマシタナキマシタ』であったろう」と、この授賞式を振り返っています。

 

シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第28回 「パラサイト 半地下の家族」②

f:id:cinema-enter:20210406075051j:image

⚫️竹島について

f:id:cinema-enter:20210406075729j:image

-外務省のホームページより-

竹島は,歴史的事実に照らしても,かつ国際法上も明らかに日本固有の領土です。

韓国による竹島の占拠は,国際法上何ら根拠がないまま行われている不法占拠であり,韓国がこのような不法占拠に基づいて竹島に対して行ういかなる措置も法的な正当性を有するものではありません。

日本は竹島の領有権を巡る問題について,国際法にのっとり,冷静かつ平和的に紛争を解決する考えです。

(注)韓国側からは,日本が竹島を実効的に支配し,領有権を再確認した1905年より前に,韓国が同島を実効的に支配していたことを示す明確な根拠は提示されていません。

f:id:cinema-enter:20210406075844p:image

f:id:cinema-enter:20210406075900g:image

 

2005年3月に島根県が「竹島の日」条例を制定しました。2月22日は『竹島の日です。

f:id:cinema-enter:20210406083757j:image

-内閣官房のホームページより-

戦後、1951(昭和26)年9月に署名されたサンフランシスコ平和条約では、日本は朝鮮の独立を承認するとともに、放棄すべき地域に「済州島(さいしゅうとう)、巨文島(きょぶんとう)、鬱陵島(うつりょうとう)を含む朝鮮」が規定され、竹島を日本が放棄すべき地域に含めませんでした。
これに先立つ同年7月、韓国は米国に対し、「日本が放棄すべき地域に竹島を加えて欲しい」と要求しましたが、米政府は、8月にラスク国務次官補発の書簡で、竹島は朝鮮の領土として扱われたことはなく、また、かつて朝鮮によって領有権の主張がなされたとは見られない旨を回答し、韓国側の主張を明確に否定しました。
このように、竹島は、歴史的にも国際法上も明らかに我が国固有の領土です。

f:id:cinema-enter:20210406083931j:image

このように、1951年のサンフランシスコ平和条約が締結され、日本がまだ混乱期であり自衛隊の存在もまだ無い中で、1952年に韓国の李承晩大統領が宣言した境界線『李承晩ライン』を引いて実効支配を行いました。

 

そして韓国は日本に対して、

 

328隻の漁船を拿捕し44人が死傷。

3929人が不法に抑留され、過酷な環境の刑務所の中で8人が死亡しました。

 

罪のないたくさんの日本人が、韓国の不法な行動によって犠牲になっている事を知って頂きたいと思います。

そして竹島は古来から日本の領土であり、必ず取り返さなければなりません。

 

日本人が正しい歴史を学ばなければ、韓国からもバカにされてしまいます。無知ではいけません。日本人の中でも間違った認識の人も多いので気をつけましょう。

 

 

 

シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第28回 「パラサイト 半地下の家族」①

f:id:cinema-enter:20210317145818j:image

はじめに作品情報です。

 

2019年の韓国映画で、2020年度の米国アカデミー賞の作品賞や監督賞、脚本賞などを受賞しています。

 

監督、脚本はポン・ジュノ

f:id:cinema-enter:20210321110138j:image

出演は、ソン・ガンホ

f:id:cinema-enter:20210321110044j:image

チェ・ウシク

f:id:cinema-enter:20210317150849j:image

パク・ソダム

f:id:cinema-enter:20210317172033j:image

イ・ソンギュン

f:id:cinema-enter:20210321110541j:image

チョ・ヨジョン

f:id:cinema-enter:20210321110631j:image

チャン・ヘジン

f:id:cinema-enter:20210321110922j:image

⚫️ストーリー

過去に度々事業に失敗、計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。大学受験に落ち続け、若さも能力も持て余している息子ギウ。美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない娘ギジョン… しがない内職で日々を繋ぐ彼らは、“ 半地下住宅”で 暮らす貧しい4人家族だ。

“半地下”の家は、暮らしにくい。窓を開ければ、路上で散布される消毒剤が入ってくる。電波が悪い。Wi-Fiも弱い。水圧が低いからトイレが家の一番高い位置に鎮座している。家族全員、ただただ“普通の暮らし”がしたい。
「僕の代わりに家庭教師をしないか?」受験経験は豊富だが学歴のないギウは、ある時、エリート大学生の友人から留学中の代打を頼まれる。“受験のプロ”のギウが向かった先は、IT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった——。

パク一家の心を掴んだギウは、続いて妹のギジョンを家庭教師として紹介する。更に、妹のギジョンはある仕掛けをしていき…“半地下住宅”で暮らすキム一家と、“ 高台の豪邸”で暮らすパク一家。この相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていく——。(オフィシャルサイトより引用)

 

作品としては面白かったのですが、劇中で登場人物(ジェシカ:ギジョンの偽名)が口ずさむ歌、通称「ジェシカソング」が「独島は我が領土」という韓国の歌謡曲の替え歌で、反日な要素を意図的に取り入れており、しかも2020年2月20日に行われた文在寅大統領主催の昼食会で取り上げられ、記者団の前で文大統領が「ジェシカソングは、そのメロディーや歌詞は誰が決めたのですか?」と尋ねて、ジェシカ役のパク・ソダムが「監督」と伝えると、ポン・ジュノ監督は「日本の観客もそれを歌うそうです」と発言して一同を爆笑させたと報じられました。

 

ポン・ジュノ監督だけは、そういった政治的な反日思想を持たない人と(勝手にですが)思っていましたので残念でなりません。

 

シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第27回 「恐怖の報酬」②

f:id:cinema-enter:20210302174232j:image

映画の後半では危険なニトロをトラックで輸送する、手に汗にぎる物語へと展開していくのですが、これは映画史に残るほどの緊迫感あふれる場面の連続です。フリードキン監督も話されていますが、CGが登場する前の時代の映画ですから、数々の爆破シーン、壊れた吊り橋をトラックで渡るシーンなど、すべてがリアルに撮影されています。

f:id:cinema-enter:20210303105810j:image

 

この作品は、ユニバーサルとパラマウントの 2 大メジャー・スタジオが破格の2000万ドル(現在の 100 億円相当)の巨費を共同出資して、ロケは 3 大陸 5 ヶ国に及び、2 年を超える製作期間を費やした超大作として1977年公開されました。

f:id:cinema-enter:20210303105738j:image

しかし当時は『スター・ウォーズ』ブームと重なってしまい、男しか出てこない血と汗と泥まみれの『恐怖の報酬』は、興業的に大惨敗してしまいました。そのために海外で上映する際に、配給会社はフリードキン監督に無断で再編集を行い、121分の北米公開版を92分にまで縮めてしまったのです。そのため世界的にも本作を正当に評価されず、長く放置されてしまいました。

f:id:cinema-enter:20210303105608j:image

二社のスタジオが出資していた事もあって、権利関係が複雑化してしまい長く封印されていたが、本作を蘇らせるべく2011年にフリードキン監督は自らスタジオ 2 社を提訴し
権利者を特定しました。そして2013 年に 121 分【オリジナル完全版】の 4Kデジタル修復に着手し、同年のヴェネツィア映画祭でプレミア上映されました。以後、2014 年 LA、2015 年パリ、2016 年カンヌ映画祭、2017 年ロンドンで上映されたのです。
そして1978年の公開から40年の時を経て、2018年に日本でも公開されました。

フリードキンがそのキャリア史上最も心血を注ぎ、監督自身が「最高傑作」と評する作品です。

f:id:cinema-enter:20210303105719j:image

 

シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第27回 「恐怖の報酬」①

f:id:cinema-enter:20210302162800j:image

1953年のフランス映画『恐怖の報酬(Le Salaire de la peur)』のリメイク作品で、1977年に公開されたアメリカ映画です。

監督はウィリアム・フリードキン

出演は‥

ジャッキー・スキャンロン(ジャン・ドミンゲス): ロイ・シャイダー

f:id:cinema-enter:20210302164110j:image
ビクトル・マンソン(セラーノ): ブリュノ・クレメール

f:id:cinema-enter:20210302164126j:image
ニーロ: フランシスコ・ラバル

f:id:cinema-enter:20210302164159j:image
カッセム(マルティネス): アミドウ

f:id:cinema-enter:20210302164219j:image

ストーリーは‥

南米のとある独裁政権下のジャングルに囲まれた貧しい町。そこは犯罪者、ならず者などが世界各国からやって来て、隠れ蓑として暮らす場所でもあった。

その犯罪者たちが働く山の上の油田で爆発事故が起こる。

石油会社の支配人は、この炎を消火するには爆薬による爆風しか方法はないと判断。しかし倉庫には少しでも衝撃を与えると、大爆発を起こすニトログリセリンしかない。そこで石油会社は多額の報酬を条件に提示してニトロを運搬するドライバーを募集する。

この募集に選ばれたのは、マフィア幹部の弟に重傷を負わせたために裏組織から追われているドミンゲス(ロイ・シャイダー)、不正融資で多額の損失を出し逃亡した元銀行家セラーノ(ブリュノ・クレメール)、ナチス残党狩りの殺し屋ニーロ(フランシスコ・ラバル)、パレスチナ過激派グループの爆弾テロ犯として警察に追われるカッセム(アミドウ)の4人の男たちだ。

彼らは二台のトラックにニトロを積み出発するのだが、その道のりには崩落寸前の吊り橋、道を塞ぐ巨大な倒木、反政府ゲリラなど想像を絶する困難が待ち受けているのだった。

f:id:cinema-enter:20210302170319j:image

 

 

シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第26回 「キング・オブ・コメディ」③

f:id:cinema-enter:20210131151904j:image

⚫️ジェリー・ルイスについて

ニュージャージー州ニューアーク出身。両親はロシア系ユダヤ人。父親がヴォードヴィル芸人だったため、5歳から舞台に立つ。

1946年に歌手のディーン・マーティン(ツッコミ)とコメディアンのジェリー・ルイス(ボケ)の二人組で「底抜けコンビ」を結成。人気ナイトクラブでの活動に加え、パラマウント映画製作によるコメディ映画の人気シリーズに出演する。コンビは結成10年後に解散した。

f:id:cinema-enter:20210131152740j:image

エディ・マーフィージム・キャリー、日本では志村けんさんなど、ジェリー・ルイスから大きな影響を受けたそうです。

f:id:cinema-enter:20210211090344j:image

この作品が訴えかけてる真のテーマは、ストーカーそのものではなく、人々を狂気なほど熱狂的にさせてしまうマスコミの姿勢であり、視聴率主体のやり方が歪んだ社会を作り出しているという事だと思います。

f:id:cinema-enter:20210211091007j:image

それは主人公のルパート・パプキンが他の熱狂的なファンと熱の入り方が全く違っていて、人気コメディアンのジェリー・ラングフォードを熱烈に好きで追っかけているのではなく、ジェリーのような人気コメディアンと対等もしくはそれ以上の笑いの素質は持っていると思い込んでおり、テレビに出るチャンスがないだけなのだと思っている。その異常なほどの熱意が歪んだ形となってジェリーの誘拐計画と発展して、マスコミの思惑もありルパートはテレビ出演を実現していきます。

f:id:cinema-enter:20210211092132j:image

このような犯罪者であれ何であれ視聴率が取れるならOKという、マスコミの異常な姿勢は今の時代も変わらないです。むしろ現代のほうがその社会的な害が大きくなっているように思います。NHKを含めてマスコミの時代は終わりに近づいているのではないでしょうか⁈