シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第13回 「アマデウス」①
まずは作品の紹介です💁🏻♂️
1825年、オーストリアのウィーンで、1人の老人が自殺を図った。彼の名はアントニオ・サリエリ。皇帝ヨゼフ二世に仕えた宮廷音楽家である。そのサリエリが、天才モーツァルトとの出会いと、恐るべき陰謀を告白する。
サリエリの視点から、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの人物像が明かされていくと共に、謎多き死の真相に迫っていく‥。
ブロードウェイの舞台『アマデウス』を1984年に映画化した作品です。
舞台となったオーストリアの首都ウィーンは、このあたりになります。
1985年の第57回アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、音響賞の8部門を受賞しました。ほかにも英国アカデミー賞4部門、ゴールデングローブ賞4部門など、数々の賞を獲得しています。
ちなみに、この主演男優賞はアマデウス=モーツァルト役を演じたトム・ハルスではなく、サリエリを演じたF・マーリー・エイブラハムです。ダブル・ノミネートでしたが、トム・ハルスは受賞を逃しています。しかしながら十分に受賞に値する名演技を見せています。