シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第11回 「硫黄島からの手紙」③
終戦の日を迎えるたびに、テレビや新聞などを見て毎回なにか違和感を感じる事があります。
報道のほとんどが自虐史観なのです。
もちろん日本がすべて正しかったわけではないと思います。しかし僕たちの御先祖様が2000年以上続いてきた美しい国日本を護るために、愛する家族を守るために、未来の我々に良き世界を届けるために、自らの命を犠牲にして戦って下さったからこそ今の僕たちが存在しています。そこの重要なところが報道では抜けていると感じます。
映画についても賛否があると思います。出演してるのは日本人ですがアメリカ人スタッフが描いているので、日本のことが100%理解されてるとは思えないです。日本は独特の文化を持っていますから、なかなか世界からは理解が難しいと思います。出演してる日本人でも間違った理解をしてる部分があります。
二宮さん演じる西郷も話し方が現代的すぎるように思いますし、中村獅童さん演じる軍人なんかは鬼のように描かれていますが、僕が思うにあれだけの恐ろしい戦場で長時間戦う精神力を養うには、あのような厳しさで引っ張っていくのが当たり前だったのではないでしょうか⁈上官としても心の中では恐ろしかったと思いますし、そんな自分を鼓舞する意味でも厳しくなっていたのではないでしょうか⁈
今の価値観で物事を見るのも間違いだと思います。
役の中で栗林忠道大将以外にも実在の人物が登場しています。
西竹一(にし たけいち) :伊原剛志
◉1932年ロサンゼルスオリンピック馬術障害飛越競技の金メダリストでもある、日本軍のみならず敵である米軍にも、「バロン西」として彼を知る人物が多くかなりの有名人である。
藤田正喜(ふじた まさき):渡辺広
◉栗林中将副官。常に栗林中将と行動を共にし数少ない理解者でもある。
市丸利之助海軍少将 :長土居政史
◉大日本帝国の海軍少将である。大杉の後任として硫黄島の海軍司令官に着任する。
そして自民党衆議院議員の新藤 義孝さんは、栗林忠道大将のお孫さんです。
硫黄島にはまだ多くの御遺骨が残されたままになっています。硫黄島だけではないのですが、なかなか回収が進んでいない状況です。この問題が早く解決される事を願います。
戦争について僕自身も勉強がまだまだ足りないですし、これだけのページでは書ききれないです。今後また戦争を扱った映画の時には、いろいろと取り上げていきたいと思います。