シネマ・エンター 忘れないよ名作映画 第14回 「時計じかけのオレンジ」①
作品の紹介です💁🏻♂️
近未来のロンドン。“強姦と超暴力とベートーベン”だけに生きがいを求め、暴虐の限りをつくしていた不良グループのリーダー、アレックス。仲間の裏切りで警察に捕まった彼は、やがて犯罪者の人格を改造する治療を受けることになり、攻撃的本能を抑圧する洗脳治療を施されるのだが―。
1972年に日本公開された作品です。
アントニー・バージェスの原作を、スタンリー・キューブリックが映画化しました。
主演はイギリス人俳優、マルコム・マクドウェルです。
物語の舞台であるイギリス、ロンドンは、このあたりになります。
この作品には数々の暴力、悪の限りを尽くす場面が登場します。
映画が公開されヒットするのですが、作品に影響された事件が次々と起こり、キューブリック監督の元に多数の脅迫状が送られました。身の危険を感じたキューブリックの要請によって1973年映画の上映が禁止されました。英国での再上映はキューブリックが他界して以降になりました。
今も色褪せることなく、観る人たちに強烈な影響を与える作品なのです。